Beyond‼

ある地方民の推し事の記録。

エーステ春単2凱旋公演が目の前で中止になった話




MANKAI STAGE『A3!』ACT2!~SPRING 2022~
東京凱旋公演、2022年5月22日12:30開始(マチネ)回が、碓氷真澄役高橋怜也くんが首を負傷し、通常の演出での上演が難しいため、開演時間になっていましたが中止となりました。
奇しくも私はその公演に参加していました。
詳細なレポとまではいきませんが、自分の文章で気持ちを残しておきたいので記事を書きます。

※詳細なレポを見たい方は下記のブログ様の記事をご紹介※
wasabi-0127-a.hatenablog.com

中止になるまでの私の経緯

福岡からの遠征のため前日に前乗りして、当日は午前10時過ぎに会場に着きました。
事前に本人確認とグッズ購入をすませ、朝ごはんを食べていなかった私は、会場近くのベローチェにてモーニングを食べました。(カイザーサンドめちゃくちゃ美味しかった)
食べた後は会場そばのオリンピックシンボルを見たり、暇をもてあましたので、近くの座れる所に座って先ほど買ったグッズのランダムブロマイド(ステージショット)を開封したり(手で開けたので念願の染谷千景を少しやぶってしまってショック)。
そんなこんなで開場時間になったので11:45ごろに入場。
2階の真ん中通路から2列目の席で、「ここを春組が通るのか!!!」とワクワクしつつ、開演時間までお手洗いに行ったり、またグッズのランブロを開封したりして過ごしていました。

そして、12時30分の開演時間となり。特に変わった様子もなかったのですが、開演時間になっても前アナが始まらなかったので、ちょっと時間が押してるのかな?ぐらいにしか思ってませんでした。

中止発表から24 flowers披露まで

ほどなくしてネルケプランニング(舞台主催)の方が舞台上に現れ、
真澄役の高橋怜也くんが昨晩の公演で首を負傷、痛みがあるが本人の舞台をやりたいという強い希望もあり、緊急で病院を受診し痛み止めを打ってもらったが痛みが引かない。このまま強行して彼の将来に何かあってはいけない、演出の変更等含め話し合った結果、今からでは間に合わないため、申し訳ないが昼公演は中止させていただき、夜公演は首に負担のかからない演出に変更し、やる予定で進めている、
との説明をされました。
中止と言われた時、さすがにみんな「ええ」と心の声が少し漏れてしまっていました。
そして、せっかく来て下さったみなさんにこのままお帰り頂くのは申し訳ないため、キャスト、スタッフで話し合い、最後の1曲『24
flowers』を披露させて頂きたい、準備に30分ほどかかるため、お時間のある方はそのままお待ちください、と。

準備の30分の間、客席はお客同士の会話でザワザワ(致し方ない状況ではあるが…会話禁止だよなあと思いつつ)、この時間の間もグッズ販売を行っていたようでパンフなどを手に客席に戻ってくる方もいました。私は何をするわけでもなく、ただただ時間が過ぎるのを待っていました。(放心状態)

そして30分ほど経った13時。緞帳前のステージ上に真澄以外の春組5人が現れました。
代表して咲也が挨拶(詳細省略)したあと、カーテンコール曲「24 flowers」が始まりました。

春組は真澄以外の5人、冬組は紬、密、誉、東の4人、支配人、雄三、途中から岬も現れました。
紬目当てに凱旋公演に来ていた私は、冬組ターンの時は主に紬を見てました。

そして、客降り。2階席に春組5人が来てくれました。
上手から咲也、千景の2人、下手からは至、綴、シトロンが入ってきました。(真澄がいたら上手から来たのかな)
私は下手の入口付近の席だったので、至、綴、シトロンを見れて、まず至が入ってきてお手ふり、そのあと綴、シトロンが同時に入ってきてファンサしてくれました。特にシトロンは、至と綴が上手側に進んで行ったあと数秒残ってくれて、めちゃくちゃ手振ってくれてうれしかったな。
中央辺りで5人がすれ違うんだけど、そこで千景がバラを出す手品を披露していて(気づいたときにはもうバラ持ってた)、そこで時間を使ったせいか、千景と咲也は下手側には駆け足気味に秒で通り過ぎて行ったので(お手ふりはしてくれたけど)あっという間でちょっと残念だった…

地方公演では春組が客降りに行っている間、誉が振り付け講座してくれるんだけど、それもなかったです。凱旋公演は客降り時間短縮されてるって聞いていたけど、同時に曲の間奏も短くなってるのかな?
そのあと春組はステージに戻り、曲が終了。「本日は誠にありがとうございました」という挨拶にて緞帳が下りました。


規制退場からその後のこと

退場はいつも通り規制退場、2階席の入口付近だったこともあり、そんなに待たずに客席から離れました。そして退場時に紙吹雪の配布もありました。

グッズ購入も済んでいたし、会場にとどまる理由もない私は外苑前駅方面に歩いていきました。近辺の野球場やラグビー場では試合をやっており、その影響でかなりの人混み。賑やかな人通りに若干のむなしさを感じつつ、私は道端でぽっかり空いた乗車予定の新幹線までの時間をどう過ごすが考えておりました…
パンケーキが好きなので美味しい店ないかなーと探して、「幸せのパンケーキ」表参道店が徒歩圏内だったので、青山をぶらぶらしつつ食べに行きました。
私の前には2組ぐらいの待ちで10分ぐらいで席についたかな。焼くのに時間がかかるので30分くらいでパンケーキが出てきました。



めっちゃおいしかったー!少しだけ癒された瞬間。食べ終わったあとすぐに出たんですけど、入口前の階段にすごい行列が出来ていて…たまたますいてる時間に入れただけだったみたい。ラッキーでした。
そのあとは早めに品川駅に行って(本当は渋谷のアニメイトに行ってグッズのランブロ追加しようかと思ったけど時間がギリギリなので諦め)お土産買いつつ時間つぶし。新幹線にて帰福しました。

中止後の心境

正直、今でも思い出すとズンって沈むぐらいのショックはあります(苦笑)凱旋レポ見るのもつらいし…少しは立ち直ってきたけど、こういうショックってあとからじわじわ来るというか、当日の夜、布団に入ったあとに「なんで私、エーステ凱旋公演見れなかったんだろう…」ってふと悲しくなってきて涙が出たり(汗)高橋くんを責める気持ちは全くないのですが、やっぱり姿を見てしまうと思い出してしまうので、少し距離を取ったりなどしてこの1週間やり過ごしました。
ちょうど数日前に地元福岡での舞台「千と千尋の神隠し」が舞台関係者のコロナ感染によって直前中止になってしまった話を聞いていたので、数日後まさか同じような事態が自分に起こるとは思わず、舞台を見られなかった無念さを痛感しました。
私にとってこの中止公演が唯一生で見られる凱旋公演、そして春単2私的千秋楽だったので、余計につらかったな。29日(日)の昼公演にキャンセル待ちで行くことも考えましたが、確実に見られるわけではないし、また直前で見れなくなるつらさはきついので諦めました。(本当は5月神戸、香川、東京と遠征しすぎて、クレカの請求額が大変なことになっていたので、すんと諦めがついたのもありますが(汗))

中止公演とはいえ、急遽24flowersを披露してくれたエーステキャスト、スタッフ、運営の方には感謝しかないです。この対応には賛否両論ありますが、この対応が当たり前ではないのだと肝に銘じ、これからもエーステを応援していきたいなと思います。
そして、高橋くん、快方に向かいつつあるようで、一安心。他舞台でも活躍が期待される俳優さんなのでこれにめげずに頑張ってほしいと思います。歌声がすばらしいよね。新テニミュ跡部様、最高だったもの。彼が率いる4th氷帝楽しみなのです。(他舞台ですみません)

事前に春単2は神戸と香川に参加していたので、その記事はまた後日上げたいと思います。(いつになるやら・汗)